一大ブームを巻き起こしたドラマ『半沢直樹』


2013年、異例の大ヒットとなったドラマ『半沢直樹』。テレビ不況と言われる中で、最終視聴率は42.2%を獲得。また、「やられたらやり返す。倍返しだ」という台詞も流行語大賞を取るなど、一大ブームを巻き起こした。→ ranking

堺雅人への裏切り


近年低視聴率続きのTBSとしては、なんとしても続編をやりたいところだろうが、今年の4月末から『半沢』と同じ枠でスタートするドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』が原因で続編の制作が不可能になったと言われている。この『ルーズヴェルト・ゲーム』は唐沢寿明主演で、原作は『半沢』と同じ池井戸潤。さらに監督やスタッフも同じということから、堺と所属する事務所の田辺エージェンシーがプライドを傷つけられた形となり、続編、映画化への意欲をなくしたのだという。→ ranking

TBSが調子に乗った結果


現在かなり忙しい堺は、スケジュール的にも続編は難しいとされているが、視聴者が望むならというスタンスだった。堺側は「売れっ子」にしてくれたTBSへの優しさも感じられるが、TBS側はブームに乗っかりたいというのが丸見え。『半沢』を失ってしまったTBSに起死回生のチャンスは訪れるのだろうか。