トンビは鷹を産めないのか?I●AL、●乃美花など残念な「二世タレント」たちの今
はびこる二世タレント
昨今芸能界では有名タレントを自身の親にもつ、いわゆる「二世タレント」が多数いる。佐藤浩市や杏のように実力で勝ち取る者もいれば、完全に親の七光りにあやかっている者もいる。名を上げればきりがないが、今回は、20代の二世タレントたちをピックアップしていきたい。→ ranking
「出オチ」の二世たち
デビュー当時大々的に取り上げられたのは、大御所芸人明石家さんまと大女優大竹しのぶの娘のIMALUだろう。雑誌のモデルとしてデビューを飾り、初めこそテレビにラジオにCMにと引っ張りダコだったが、わずか2年ほどでさっぱり見かけなくなった。現在はDJやローカル番組など細々と活動しているようだ。田原俊彦の娘の綾乃美花は、ミス2011準グランプリを受賞し、鮮烈なグラビアデビューを飾ったが、これは「田原俊彦の娘」だから取れたと言われている。デビューして3年経ったが、主だった活動はしていない。
親もあやかり便乗商売
かつては売れっ子だったが、現在はパッとしない親たちが自分の子供をデビューさせ、それにあやかるというパターンもある。布川敏和がその例だろう。かつてアイドルグループ・シブがき隊としてデビューした布川だが、現在レギュラー番組はゼロ。その救済のためか、血筋の為か、長男の布川隼汰は俳優としてデビュー。長女の布川桃花はモデルとしてデビューした。当時は一家でバラエティ番組に出るなどしていたが、結果的にはお披露目程度にとどまり、パッとしなかった。
運も実力のうち
やはり親のビッグネームが仇となるのか、「〇〇の子供」という偏見で見られることは間違いない。あやかるのもあくまで、きっかけとして利用するのもありだとは思うが、あやかったところでうまくいくほど甘い世界ではないようだ。結局のところ、何をやっても何もできないのが原因なのではないだろうか。→ ranking