●本幸四郎の娘が世界的人気!?とどまることを知らない「レリゴー現象」。どこも書かない「アナ雪」ヒットの真相
「アナと雪の女王」大ヒット!
興業収入100億円を突破し、乗りに乗っている「アナと雪の女王」。あの「ファインディング・ニモ」を超えて、歴代No.1となった。その機動力となっているのが、ミュージカルシーンで歌われる歌だ。中でも「Let It Go」は映画館で歌詞字幕付きが公開されるほどの人気。レコチョクランキングでは、英語版、エンディングバージョン(May J)、日本語バージョン(松たかこ)がトップ3を占めるほどだ。→ ranking
あらすじ
触れたものを凍らせる魔法を持ったエルサはその力を制御出来ず、エルサの妹アナとのけんかをきっかけに王国を冬の世界に変えてしまう。エルサはそのまま雪山へ逃亡。妹アナは雪の城に閉じこもった姉と冬の国を元の暖かい国に戻す為、山男クリストフとその相棒のトナカイ、夏に憧れる雪だるまのオラフとともに雪山へ旅に出る。
人気の秘密
話の内容はもちろんだが、今まで王子様とお姫様が苦難を乗り越え結ばれるラブストーリーが多かった中、今回の主役はプリンセス2人。描かれているのは、ラブストーリーより、家族愛をメインにした真実の愛。このあたりがディズニー好きだけでなく、ファミリー層を取り込んだのではないだろうか。そして、大ヒットに貢献しているのが、なんといっても劇中で歌われている歌だ。場面ごとに歌い上げる歌はスカッとするメロディーにかわいらしい振りがついている。まるで、本格的なミュージカルを見ているようで、非日常に引き込まれるのだ。また、日本語版ではミュージカル経験豊富な松たか子が、歌い上げる場面は爽快である。歌詞も元気づけらる日本語の歌詞となっており、受け入れやすい。この辺に大ヒットの要因があるのではないだろうか。ディズニーファンもそうでない方も必見の映画だ。→ ranking