とうとうグランドフィナーレ!


3/31のグランドフィナーレをもって、最終回を迎えた「いいとも」。32年の偉大なる歴史に幕を下した。歴代の出演者が勢揃いし、普段は観客が座るところからタモリを見守った。タモリは終始笑顔で、今、この時を心から楽しんでいることが伺えた。→ ranking

ネット炎上も覚悟!?


「タモリ・さんまの日本一の最低男」がグランドフィナーレで復活。タモリとさんまの2人での立ちコーナーで、さんまが「いいとも」を降板した理由などを暴露。盛り上がりが最高潮に達した頃、ダウンタウンとウッチャンナンチャンが登場。ダウンタウンがさんまを弄れば、ウッチャンナンチャンは冷静にそれを見守る。そこへさらにとんねるずと爆笑問題が登場。「ネットが荒れる!!」と不仲説を逆手にとって、笑いをとる。さらにナインティナインも加わり、しっちゃかめっちゃか状態に。途中で中居が進行に入る始末。しかし、多くの一流芸人が一堂に会したステージ上でもタモリがいることで中和され、それぞれの個性が引き立つ。この豪華共演は「いいとも」だからこそ実現出来たのだ。「いいとも」に出たいという思いが、この豪華共演、不仲説を超えた交流を可能としたのだ。

香取、中居も涙


終盤を迎え、レギュラー陣からタモリにメッセージが贈られた。HKT48指原、柳原加奈子、ローラなど涙で言葉につかえるものが続出。芸人は面白く、でも思いのこもったメッセージを贈り、「いいとも」らしさを感じさせた。その中でも感動的だったのがSMAPの香取と中居。この2人は、普段、あまり涙を見せることはない。しかし、この時ばかりは涙を浮かべた。香取は頭を掻き毟りながら言葉を紡ぎ、中居は「バラエティーは残酷」と辛らつな表現を用いつつ、いいともへの愛をのぞかせた。

造花店の危機!?


32年間、いいともを支えたのは出演者、スタッフだけではない。新宿にある「樋口造花店」は長年、いいともに造花を納品してきた。ライフワークともなるいいともが終了することは、今後の仕事にも影響してくると語る。1~2か月様子を見てダメらなら閉店も考えているとの話も出ているほどに影響は大きい。「いいとも」と共に歩んできた花屋の行く先を案じる声も少なくない。→ ranking