眉を顰める水木一郎


「第6回全日本アニソングランプリ」で、1万人を超える応募者の頂点に立った岡本菜摘さんに、当時非難の声が集中した。そのほとんどが、優勝者にふさわしくない実力といったもので、これには大会委員長の水木も苦言を呈するしかなかった。→ ranking

「第8回全日本アニソングランプリ」は見送り


この水木の苦言を受け、主催者であるアニマックスは今回の大会を見送ることにした。第7回まで行われたものを中止するのは、よほどのことだ。それくらい第6回の結果には多方面から疑問と苦情が寄せられたのだろう。

確かに納得いかない歌唱力


第6回の模様は動画サイトなどで見られるが、岡本さんは決勝でマクロスFの「インフィニティ」を歌唱。動画サイトで確認してみると、やはりお世辞にも1万人の頂点であるとは言い難い。ただ、審査は歌唱力だけのものではなく、総合的に判断してのものだろうから、歌以外に評価されたところがあったということだ。

次回はあるのか?アニソングランプリ


では、この大会の次回開催はあり得るのだろうか。どちらにせよ、影響力がある大会なのだから、審査基準を明確にして、誰もが納得できる優勝者を選んでもらいたいものだ。